そうず【添水】
《「僧都(そうず)」からとも「案山子(そおず)」の音変化からともいう。また、歴史的仮名遣いは「そふづ」とも》田畑を荒らす鳥獣を音で脅す仕掛け。流水を竹筒に導き、水がたまるとその重みで筒が傾いて水...
そうず‐からうす【添水唐臼】
添水と同じように作り、石を打つ部分に杵(きね)を取り付けて、米などをつくようにしたもの。そうずうす。
そえ【添え/副え】
1 そえること。また、そのもの。 2 付き従うこと。補佐。「—になって力を仮(か)してはくれまいか」〈露伴・五重塔〉 3 おかず。副食物。 4 (副え)生け花の役枝(やくえだ)の一。真の枝にそえ...
そえ‐いし【添(え)石】
1 主な庭石に添えて置く石。 2 風で屋根が飛ばされないように重しとして置く石。
そえ‐がき【添(え)書(き)】
[名](スル) 1 書画や器物などに、その由来などを書き添えること。また、その文言。添え筆。 2 手紙などの終わりに、さらに書き添えること。また、その文章。追って書き。添え筆。「署名のあとに—する」
そえ‐がみ【添(え)髪】
「入れ髪」に同じ。
そえ‐ぎ【添(え)木/副え木】
1 草木などが倒れないように、支えとして木を添えること。また、その木。 2 骨折した部分などを固定するために当てる板。副木(ふくぼく)。 3 建材の継ぎ手や組み手を補強するために当てる木。
そえ‐ことば【添え詞/添(え)言葉】
1 付け加えていう言葉。「自分の云い出した事を自分で打ち壊すような—を」〈有島・カインの末裔〉 2 助言。口添え。 3 古く、副詞・接続詞などのこと。
そえ‐ごし【添へ輿】
葬送のとき、近親の人などが棺をのせた輿に付き添っていくこと。また、その人。「—したる人、さのみ愁ひにも沈まず、跡取りらしき者も見えず」〈浮・一代女・三〉
そえ‐しょ【添(え)書】
「添え状」に同じ。