けが・す【汚す/穢す】
[動サ五(四)] 1 大切なもの、清らかなものをよごす。「美しい心を—・す行為」「聖地を—・す」 2 恥ずべき行為などをして名誉・誇りを傷つける。「名を—・す」 3 能力、身の程を越えた地位につ...
けが・れる【汚れる/穢れる】
[動ラ下一][文]けが・る[ラ下二] 1 清らかさ、純粋さ、神聖さなどが損なわれて、よごれた状態になる。よごれる。「耳が—・れる」「神殿が—・れる」 2 名誉や誇りに傷がつく。「履歴が—・れる」...
け‐ぎよ・し【気清し】
[形ク]清らかでさっぱりした感じである。「—・う申し出でられぬは、いかなるぞ」〈枕・二三〉
けつ【潔】
[音]ケツ(漢) [訓]いさぎよい きよい [学習漢字]5年 1 汚れがなく清らか。清らかにする。「潔斎・潔癖/清潔・不潔」 2 余計なものがなく、すっきりしている。「簡潔」 3 心や行いがけじ...
けつ‐じょう【潔浄】
[名・形動]清らかでけがれのないこと。また、そのさま。「之を奉祀するに…単純—の祭祀を行うのみ」〈東海散士・佳人之奇遇〉
けん‐けん【娟娟】
[形動タリ] 1 美しいさま。清らかなさま。 2 遠くかすかなさま。
こう【皎】
[ト・タル][文][形動タリ]月の光が白く見えるさま。また、白くて清らかなさま。「—とした月の廓の細い通りを見透かした」〈鏡花・歌行灯〉
こう‐けつ【皎潔】
[形動タリ]白く清らかで汚れのないさま。きょうけつ。「大いなる鵠(くぐい)の、—雪の如くなるが」〈鴎外訳・即興詩人〉 「今日よりは—と遊ぶならん」〈庵の記・行往〉
こう‐こう【皓皓/皎皎】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 白く光り輝くさま。清らかなさま。「障子に映る—たる月影に」〈木下尚江・良人の自白〉 2 何もなく広々としているさま。「余る所は—冽々たる空霊の気だけになる」〈...
こけ‐しみず【苔清水】
苔の間を伝わり流れる清らかな水。《季 夏》