いちまんえん‐けん【一万円券】
1 日本銀行券の一。額面は1万円で、昭和33年(1958)12月1日発行開始。令和6年(2024)7月3日より現在の図柄となり、表面に渋沢栄一の肖像、裏面に東京駅丸の内駅舎が描かれている。一万円...
いっ‐こ【一顧】
[名](スル)ちょっと振り返って見ること。ちょっと心にとめてみること。一考。「—だにしない」「好事家(こうずか)が偶(たまたま)—するに過ぎないから」〈鴎外・渋江抽斎〉
いと‐だて【糸立て】
糸を入れて補強した渋紙。
いのかしら‐どおり【井ノ頭通り】
東京都渋谷区宇田川町から武蔵野市関前までの道路の呼び名。ほぼ直線の道を渋谷駅前付近から吉祥寺へと抜ける。
いろ‐め【色目】
1 色合い。色調。「渋い—の帯」 2 異性の気を引くような目つき。流し目。秋波。 3 衣服・調度などの色合いの名。「襲(かさね)の—」 4 思いが表れている顔色・動作。そぶり。「少しも騒ぎたる—...
うす‐がき【薄柿】
柿渋で染めた薄い赤茶色。薄柿色。また、その色をした帷子(かたびら)。「川風や—着たる夕涼み/芭蕉」〈卯辰集〉
う‐せつ【迂拙】
[名・形動]うかつで世渡りのへたなこと。愚かでまずいこと。また、そのさま。「古渡は風采揚らず、挙止—であったので」〈鴎外・渋江抽斎〉 [代]一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう。迂...
うち・みる【打(ち)見る】
[動マ上一][文][マ上一]ふと目に留める。ちょっと見る。「—・みる所は保(たもつ)と同年位(くらい)であった」〈鴎外・渋江抽斎〉
うどんこ‐びょう【饂飩粉病】
植物の茎や葉の表面が、うどん粉を振りかけたように白くなる病害。子嚢菌(しのうきん)類のウドンコ病菌によって起こり、やや乾きぎみの天候のときに発生する。白渋(しらしぶ)病。白粉(しろこ)病。
うめ‐の‐よしべえ【梅の由兵衛】
浄瑠璃「茜染(あかねぞめ)野中の隠井(こもりいど)」、歌舞伎狂言「隅田春妓女容性(すだのはるげいしゃかたぎ)」などの登場人物。元禄2年(1689)に処刑されたという大坂の梅渋吉兵衛という殺人犯を...