かり‐ばり【仮貼り】
1 仮にはること。また、そのもの。 2 日本画やふすま絵を描く際に、紙や絹などにしわが寄らないように水張りするための用具。表面に柿渋を塗ったふすまのようなもの。
かん‐せつ【勧説】
[名](スル)ある行為をするように説くこと。かんぜい。「安政六年の末から、中丸昌庵が主として—した所である」〈鴎外・渋江抽斎〉
き‐しぶ【生渋】
絞り取ったままで、混ぜ物のない柿渋。《季 秋》
きほん‐あじ【基本味】
《「きほんみ」とも》味覚の基本となる要素。甘味・苦味・酸味・塩味・うま味の五つ。舌などにある味蕾(みらい)で受容され、味覚神経を介して脳に伝達される。 [補説]基本味以外の辛味・渋味・えぐ味・金...
キャピタル‐クランチ【capital crunch】
金融機関の資本不足によって起きる金融閉塞(へいそく)。貸し渋りなどの現象がこれにあたる。
ぎおん‐ぼう【祇園坊】
広島県芸北地方から産する渋柿。また、その干し柿。《季 秋》
ぎんこうとうほゆうかぶしきしゅとく‐きこう【銀行等保有株式取得機構】
銀行間の株式持ち合いを解消するために設置された機構。平成14年(2002)に大手銀行・地方銀行が出資して設立。株価下落のリスクを回避するため、銀行が保有する持ち合い株を市場を通さず直接時価で買い...
くし‐がき【串柿】
渋柿の皮をむき、1本の竹串に数個刺して干したもの。《季 秋》
苦汁(くじゅう)を嘗(な)・める
つらくて嫌な思いをする。にがい経験をする。「落選の—・める」 [補説]「苦渋を嘗める」と書くのは誤り。
くす・む
[動マ五(四)] 1 黒ずんだ渋い色になる。または、すすけたようなさえない色になる。「—・んだ茶色」 2 目立たない地味なようすになる。「—・んだ存在」 3 生気を失う。もの思いに沈む。「暗く—...