かいしょう‐き【回照器】
三角測量で、目標点を示すために、日光を反射させて信号とする器械。
カーソル【cursor】
1 計算尺・測量器などで、前後または左右に滑らせて目盛りを読み取る透明な小板。滑尺。遊標。 2 コンピューターのディスプレー上で、次の入力の位置を示す印。
がい‐そく【概測】
[名](スル)おおよその測定・測量。目測・歩測などの類。また、概形を使って面積や体積などを計算すること。「琵琶湖の概形から面積を—する」
がいほう‐ず【外邦図】
旧日本陸軍参謀本部陸地測量部が作成した、日本領土以外のアジア・太平洋地域の地図。欧米諸国作成の地図を日本語表記に変えたもののほか、独自に測量した地図もある。
きじゅん‐てん【基準点】
地球上の位置や海面からの高さが正確に測定された三角点・水準点・電子基準点などのこと。地図作成や測量の基準となる。
き‐せん【基線】
1 三角測量の基準になる三角形の一辺。これをもとにして三角網を広げていく。 2 ⇒界線2 3 領海および接続水域・排他的経済水域・大陸棚の範囲を測定するための基準となる線。通常は海岸の低潮線を用...
きせん‐そくりょう【基線測量】
三角測量のもとになる基線の長さと方位角を正確に測定すること。繰り返しの測定で変化がわかるので、地殻変動の調査にも利用される。
きほうかん‐すいじゅんき【気泡管水準器】
測量器具の一。ガラス管に気泡を残すようにエーテルやアルコールを満たして、台に取り付けた水準器。台が水平になると気泡が目盛りの中心にくる。
きゅう【弓】
1 ゆみ。 2 中国古代の長さの単位。 ㋐弓術で的までの距離をはかる単位。1弓は6尺。 ㋑土地の測量の単位。1弓は8尺。
きゅうぶん‐たい【球分体】
水準点の標石の頂部にある半球状の突起。球分体の頂上は球分頂とよばれ、水準測量で標尺を垂直に立てる点として用いられる。