ろ‐ふさぎ【炉塞ぎ】
冬の間使ってきた囲炉裏(いろり)を春になってふさぐこと。茶の湯では、炉をふさいで風炉(ふろ)にすること。《季 春》「—や床は維摩(ゆいま)に掛け替る/蕪村」⇔炉開き。
ワイマング‐けいこく【ワイマング渓谷】
《Waimangu Valley》ニュージーランド北島中部の都市ロトルア近郊にある渓谷。市街南東約15キロメートルに位置する。1886年にタラウェラ山の噴火によって形成されたロトマハナ湖のほか、...
わかし‐ゆ【沸(か)し湯】
天然の温泉に対し、鉱泉や水を沸かした風呂の湯。
わか・す【沸(か)す】
[動サ五(四)]《「湧(わ)かす」と同語源》 1 熱を加えて水などを熱くする。また、煮えたたせる。「風呂を—・す」「湯を—・す」 2 熱狂させる。夢中にさせる。「タイムリーヒットが場内を—・す」...
わき‐あが・る【沸き上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 盛んに煮え立つ。沸騰する。「湯が—・る」 2 興奮した雰囲気が高まる。ある感情が激しく起こる。「歓声が—・る」「憤りが—・る」 3 水面などが激しく波立つ。「南は満海、波—...
わき‐かえ・る【沸き返る】
[動ラ五(四)] 1 激しくにえたぎる。沸騰する。「湯が—・る」 2 大勢の人が熱狂して大騒ぎする。「優勝の報に町中が—・る」 3 怒りなどが爆発しそうになる。がまんできないほど感情が高ぶる。に...
わき‐た・つ【沸き立つ】
[動タ五(四)] 1 盛んに沸く。煮えたつ。「湯が—・つ」「鍋(なべ)が—・つ」 2 興奮して騒然とした状態になる。「勝利に—・つ」 3 感情が高ぶる。「血が—・つ」
わ・く【沸く】
[動カ五(四)]《「湧(わ)く」と同語源》 1 水などが熱せられて沸騰する。また、適当な熱さになる。「湯が—・く」「風呂が—・く」 2 感情が高ぶる。熱狂して騒ぎたてる。「ファインプレーに場内が...
わび【侘び】
《動詞「わ(侘)びる」の連用形から》 1 茶道・俳諧などにおける美的理念の一。簡素の中に見いだされる清澄・閑寂な趣。中世以降に形成された美意識で、特に茶の湯で重視された。→寂(さび) 2 閑寂な...
わび‐すき【侘び数奇/侘好】
《「わびずき」とも》茶の湯の侘びを愛好すること。また、その人。