ぴた‐ぴた
[副] 1 平手でたたいたり、裸足(はだし)で歩いたりする音を表す語。ぺたぺた。「廊下を—と歩く」 2 物がぴったりと付くさま。「湯上りの素足が凍えた。岩に—吸いついた」〈康成・温泉宿〉
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ふか‐みず【深水】
切り花を長持ちさせる方法の一。花が水につからないよう紙でくるむなどして、茎をたっぷりの水に1時間ほどつけるもの。水を吸い上げにくい植物に用いる。→湯揚げ
ふき‐こぼ・れる【吹き零れる】
[動ラ下一][文]ふきこぼ・る[ラ下二]湯などが煮立って、容器からあふれ出る。「味噌汁が—・れる」「両眼から涙が—・れた」
ふき・でる【吹(き)出る/噴(き)出る】
[動ダ下一]内にあるものが外に勢いよく出る。吹き出す。「汗が—・でる」「湯気がやかんの口から—・でる」
ふく‐さ【袱紗/服紗/帛紗】
1 儀礼用の方形の絹布。絹・縮緬(ちりめん)などで一重または二重に作り、無地やめでたい柄・刺繍(ししゅう)を施したもの。進物の上に掛けたり、物を包んだりするのに用いる。掛け袱紗。包み袱紗。 2 ...
ふくさ‐さばき【袱紗捌き】
茶の湯の点前(てまえ)で、茶器・茶杓(ちゃしゃく)などをふくときの袱紗の畳み方や取り扱い方。真・行・草の区別がある。
ふくしま【福島】
東北地方南部の県。陸奥(むつ)から分かれた岩代(いわしろ)と磐城(いわき)の2国にあたる。人口202.9万(2010)。
福島県北部の市。県庁所在地。江戸時代は奥州街道の宿駅で、板倉氏の城下...
ふく‐ちゃ【福茶】
元日に若水を沸かし、中に黒豆・結び昆布・梅干し・山椒(さんしょう)などを入れた茶。また、結び昆布と小梅干しに湯または煎茶を注いだもの。正月・節分・大みそかなどに飲んで長寿を祝う。正月のものを特に...
ふじな‐やき【布志名焼】
出雲焼の一。島根県松江市玉湯町布志名に産する陶器。明和元年(1764)船木与治兵衛の創業という。民芸陶として知られる。
ふた‐おき【蓋置】
茶の湯の点前(てまえ)で、釜の蓋や柄杓(ひしゃく)を置く道具。竹製・陶製・金属製などがある。