ゆ‐かたびら【湯帷子】
昔、入浴の際、または入浴後に着た、麻や木綿の単(ひとえ)。湯具。ゆかた。
ゆ‐かむり【湯被り】
頭に手ぬぐいを乗せ、その上から柄杓(ひしゃく)で湯をかぶる入浴方法。鳥取の岩井温泉に古くから伝わる風習。
ユカワ【yukawa】
《湯川秀樹にちなむ》原子物理学で用いられる長さの単位。1ユカワは10兆分の1すなわち10−13センチ。記号Y フェルミ。
ゆ‐かん【湯灌】
[名](スル)仏葬で、死体を棺に納める前に湯水でぬぐい清めること。湯洗い。 [補説]使用する湯は逆さ水(水に熱湯を注いで適温にしたもの)を用いる。現在ではアルコールでふき清めたり、洗髪や顔周辺を...
ゆかん‐ば【湯灌場】
江戸時代、湯灌を行うために寺院内に建てられた小屋。
ゆ‐がえし【湯返し】
茶の湯で、ひしゃくを棚または卓などに飾り残す点前(てまえ)のとき、ひしゃくの合(ごう)を速く乾かすために、ひしゃくで釜の湯をくみ、それを釜へ戻すこと。
ゆ‐がけ【湯掛け】
「湯浴(ゆあ)み」に同じ。「御—御沙汰ありて」〈御湯殿上日記〉
ゆ‐がま【湯釜】
1 湯を沸かす釜。 2 蒸気機関車のかま。ボイラー。 [補説]地名別項。→湯釜
ゆがわら‐まち【湯河原町】
⇒湯河原
ゆき‐おれ【雪折れ】
積もった雪の重みで木の幹や枝、竹などが折れること。また、そのもの。《季 冬》「—や雪を湯に焚く釜の下/蕪村」