ろうた・し
[形ク] 1 《「ろう」を「ろうたける」の「﨟」と意識したものか》上品で美しい。洗練されている。「朝のめざめも美しや夕べ睡らんとする時も—・しや」〈犀星・杏姫〉 2 《「らう(労)いたし」の音変...
ろう‐ひ【浪費】
[名](スル)金銭・時間・精力などをむだに使うこと。むだづかい。「資源を—する」「—家」
ろうろう・じ【労労じ】
[形シク]《「ろうろうし」とも》 1 物慣れている。物事に巧みである。「何事にも—・じくおはせし御心ばへなりしかば」〈源・幻〉 2 才たけて情感が豊かである。「心の—・しきこと世に聞こえ高くて」...
ろくじょう‐け【六条家】
平安末期から鎌倉初期にかけて栄えた和歌の家系。京都六条烏丸に住んだ藤原顕季(ふじわらのあきすえ)を祖とし、顕輔(あきすけ)・清輔・顕昭(けんしょう)などすぐれた歌人・歌学者を出した。趣向を重んじ...
ろくじょう‐の‐みやすどころ【六条御息所】
源氏物語中の人物。ある大臣の娘。東宮に仕えて秋好(あきこのむ)中宮を産むが、東宮に死別。のち光源氏の愛人となるが、生霊(いきりょう)となり葵の上をとり殺す。
ろくやた【六弥太】
《豆腐を女房詞で「おかべ」というところから、源義経の臣、岡部六弥太にかけていう》豆腐の異称。
ろく‐ろうそう【六老僧】
浄土真宗で、親鸞(しんらん)の六人の高弟。明光・明空・源海・源誓・了海・了源。
日蓮宗で、日蓮の六人の高弟。日昭・日朗・日興・日向(にこう)・日頂・日持。
ろざん‐じ【廬山寺】
京都市上京区にある円浄宗(もと天台宗)の本山。天慶元年(938)良源が北山に創建、与願金剛院と称した。のち、船岡山の南に再興し、廬山天台講寺と改称。その後度々火災にあい、天正元年(1573)現在...
ロストフ【Rostov/Ростов】
ロシア連邦南西部、ロストフ州の都市。同州の州都。アゾフ海に注ぐドン川下流域に位置し、港湾を擁す。18世紀半ば、ロシア帝国が港と要塞を築いたことに起源する。水陸交通の要地であり、農業機械・食品工...
ロスレス‐はいしん【ロスレス配信】
ロスレス圧縮による音楽配信サービス。通信容量を抑えるために音源を圧縮するが、可逆圧縮のため、音楽用CDと同等以上の高音質を楽しむことができる。