じゅん‐きょうせいわいせつ【準強制猥褻】
人が心神喪失または抗拒不能の状態にあるのに乗じて、または人をその状態にさせて、猥褻(わいせつ)な行為をすること。→準強制猥褻罪
じゅん‐きょうせいわいせつざい【準強制猥褻罪】
人の心神喪失や抵抗ができないことに乗じて、または暴行・脅迫によらずこれらの状態にして猥褻な行為をする罪。刑法第178条第1項が禁じ、6か月以上10年以下の懲役に処せられる。
じゅん‐きょうゆう【準共有】
数人が共同して所有権以外の財産権を所有すること。地上権・抵当権・特許権・著作権などについて生ずる。
じゅんきょ‐しゅうだん【準拠集団】
《reference group》個人が自己の行動や立場を評価する際に、その基準となるようなグループのこと。照準集団。
じゅん‐きょせい【準巨星】
恒星のうち、巨星に準ずる星。主系列星よりやや明るく、巨星へ進化する中間段階に位置する。水素の核融合がほぼ終了し、中心部分にヘリウムが集まっていると考えられる。代表的な準巨星として、小犬座のプロキ...
じゅんきょ‐だえんたい【準拠楕円体】
地図作成や緯度経度の決定など、測量の基準として採用される地球楕円体。日本では近代的な測量が行われて以降、ベッセル楕円体を採用していたが、測量法の改正にともない、平成14年(2002)よりGRS8...
じゅんきょ‐ほう【準拠法】
国際私法によって、ある法律関係を規律するものとして選択・適用される法。
じゅん‐きんちさん【準禁治産】
心神耗弱(しんしんこうじゃく)者および浪費者、すなわち意思能力が不十分なため、利害関係をもつ重要な法律行為をする場合に不利益を受けやすい者や、前後の見境なく財産を浪費したり借財をしたりする癖があ...
じゅんきんちさん‐しゃ【準禁治産者】
心神耗弱(しんしんこうじゃく)者および浪費者で、家庭裁判所から準禁治産の宣告を受けた者。平成12年(2000)の準禁治産制度廃止、成年後見制度への移行により、浪費者が対象から外れて名称が被保佐人...
じゅん‐キーきょく【準キー局】
日本の民間放送において、キー局に準じた地位の放送局。一般に、東京のキー局に対し大阪の局がこれにあたる。独自の番組を制作して、キー局を含めた各局に供給することも多い。