さ‐し【渣滓】
液体の底の方に沈んだかす。おり。
ざん‐さい【残滓】
「ざんし(残滓)」の慣用読み。
ざん‐し【残滓】
《慣用読みで「ざんさい」とも》残りかす。「封建思想の—」
し【滓】
[音]シ(呉)(漢) サイ(慣) [訓]かす かす。おり。「鉱滓(こうさい・こうし)・渣滓(さし)・残滓(ざんし・ざんさい)」
しぼり‐かす【絞り滓/搾り滓】
必要な水分などをすっかり絞り取ったあとに残ったもの。「大豆の—」
しめ‐かす【搾め滓/〆粕】
豆やゴマ、また魚類などから、油をしぼったあとのかす。肥料にする。
じん‐し【塵滓】
ちりとかす。けがれ。また、俗世間のけがれ。
そば‐かす【蕎麦滓】
1 「蕎麦殻(そばがら)」に同じ。 2 (「雀斑」とも書く)《色と形が1に似ているところから》顔面にできる茶色の細かい斑点。
たべ‐かす【食べ滓】
1 食べ残した食物。また、食べてしまったあとの残り物。 2 食べたあと、歯の間に挟まったりして口中に残っているもの。
ちゃ‐かす【茶滓】
「茶殻(ちゃがら)」に同じ。