あこぎ【阿漕】
「阿漕ヶ浦」の略。 謡曲。四番目物。世阿弥作という。旅僧が、阿漕ヶ浦で密漁をして海に沈められた漁師の霊から懺悔(ざんげ)物語を聞く。
あこぎ【阿漕】
[名・形動]《禁漁地である阿漕ヶ浦で、ある漁師がたびたび密漁をして捕らえられたという伝説から》 1 しつこく、ずうずうしいこと。義理人情に欠けあくどいこと。特に、無慈悲に金品をむさぼること。また...
うん‐そう【運漕】
[名](スル)船で貨物を運ぶこと。
かい‐そう【回漕/廻漕】
[名](スル)物資などを船で運送すること。「米を江戸へ—する」
きょう‐そう【競漕】
[名](スル)ボートで一定の距離をこいで、その速さをきそうこと。ボートレース。《季 春》
そう【漕】
[人名用漢字] [音]ソウ(サウ)(漢) [訓]こぐ 1 船をこぐ。「漕艇/競漕・力漕」 2 船で運ぶ。「漕運/回漕」 [難読]阿漕(あこぎ)
てん‐そう【転漕】
《「転」は陸上運送、「漕」は海上運送の意》兵糧を陸と海から運ぶこと。「—に怺(こら)へ兼ねて百騎二百騎引いて帰る処を」〈太平記・七〉
りき‐そう【力漕】
[名](スル)ボートなどを力いっぱいこぐこと。「クルーが一体となって—する」