かん‐ぞく【漢族】
⇒漢民族(かんみんぞく)
かんちゅう【漢中】
中国陝西(せんせい)省南西部の商業都市。漢水上流にある。古来、戦略・交通上の要衝で、漢の拠点であった。ハンチョン。
かん‐ちょう【漢朝】
中国の漢の朝廷。また、漢の時代。
中国。「いかにしても—へ帰らんとのみ歎けども」〈平家・二〉
かん‐てん【漢天】
天の川のかかって見える空。「—既にひらきて、雲東嶺にたなびき」〈平家・七〉
かん‐てんじ【漢点字】
漢字を表す点字。1マスを2行4段計8個の点によって示し、1マスから3マスを使って漢字1字を表す。大阪府立盲学校(現大阪府立視覚支援学校)教諭川上泰一が考案し、昭和45年(1970)に公表。
かん‐とう【間道/漢島】
《「かんどう」とも》織物の名。16、7世紀ごろ、中国や南方から渡来した縞(しま)織物。また、その模様。名物切(ぎれ)として珍重された。間道織り。間道縞。かんと。 [補説]「広東」「漢東」「漢渡」...
かん‐ど【漢土】
中国のこと。もろこし。
かん‐な【漢和】
《「かんわ」の連声(れんじょう)》「漢和聯句(かんなれんく)」の略。
かんな‐れんく【漢和聯句】
鎌倉時代以後行われた連歌・聯句の一形式。発句を五言の漢詩句で始め、以下、和語の句と交互に詠み進めるもの。かんわれんく。→和漢聯句(わかんれんく)
かんわ‐れんく【漢和聯句】
⇒かんなれんく(漢和聯句)