たんぱん‐かん【担板漢】
《「たんばんかん」とも》板をかつぐと、片側しか見えないように、物事の一面だけを見て全体を見ることができない人のたとえ。
だい‐あらかん【大阿羅漢】
阿羅漢の中で最もすぐれた者。また、阿羅漢の尊称。
ち‐かん【痴漢】
[名](スル) 1 女にみだらないたずらをしかける男。 2 みだらないたずらをすること。痴漢行為。「—をして逮捕される」 3 ばかな男。おろかもの。しれもの。「秋毫も採(とる)べき所なきの—たり...
ちん‐ぷん‐かん【珍紛漢/珍糞漢/陳奮翰】
[名・形動]《「ちんぶんかん」とも》言葉や話がまったく通じず、何が何だか、さっぱりわけのわからないこと。また、そのさま。ちんぷんかんぷん。「難しくてまるで—な講義」 [補説]漢字はすべて当て字。...
てん‐かん【天漢】
あまのがわ。銀河。銀漢。
でん‐かん【田漢】
いなかの男。田舎漢(でんしゃかん)。
でんしゃ‐かん【田舎漢】
いなかの男。いなか者。田漢。「先生とは異って純然たる—」〈蘆花・思出の記〉
とう‐かん【東漢】
後漢の異称。都を前漢の長安から東の洛陽に移したのでいう。
とん‐ちん‐かん【頓珍漢】
[名・形動]《鍛冶屋(かじや)の相槌(あいづち)の音を漢字を当てて表したもの。その打つ音がそろわないところから》 1 物事のつじつまが合わないこと。見当違いであること。また、そのさま。「—な受け...
なん‐かん【南漢】
中国の国名。五代十国の一。917年、劉龑(りゅうげん)が建国。広東・広西に勢力を張り、南海貿易で栄えたが、971年、宋に併合された。