そぞろ‐ごと【漫ろ事】
とりとめもないこと。とるに足りないこと。すずろごと。「ある御所さまの古き女房の、—言はれしついでに」〈徒然・二三八〉
そぞろ‐ごと【漫ろ言】
とりとめのない言葉。つまらない言葉。すずろごと。「其の目を空しく見据えつつ—のように言出でたり」〈紅葉・金色夜叉〉
そぞろ‐さむ・し【漫ろ寒し】
[形ク] 1 なんとなく寒々としている。「雪やや散りて—・きに」〈源・初音〉 2 寒気をおぼえる。「入綾(いりあや)のほど、—・く、この世の事とも覚えず」〈源・紅葉賀〉
そぞろ‐わ・し【漫ろはし】
[形シク]心が落ち着かない。すずろわし。「いとど及びなき心地し給ふに、—・しきまでなむ」〈青表紙証本源・紅葉賀〉
まん【漫】
[常用漢字] [音]マン(呉) [訓]すずろ そぞろ 1 一面に満ちて覆うさま。「漫漫/瀰漫(びまん)・爛漫(らんまん)」 2 むやみに広がって締まりがない。「漫然/散漫・冗漫・放漫」 3 何と...
まん‐が【漫画】
1 単純・軽妙な筆致で描かれた、こっけい・誇張・風刺・ナンセンスなどを主とする絵。 2 絵を連続させ、多くは台詞(せりふ)を伴って物語風にしたもの。「少女—」
まんが‐アプリ【漫画アプリ】
電子コミックをスマートホンやタブレット型端末などで閲覧するためのアプリ。電子コミックのコンテンツ配信サービスを兼ねており、作品の一部を無料で閲覧できるサービスなどもある。コミックアプリ。
まんが‐か【漫画家】
漫画を描くことを職業とする人。
まんが‐きっさ【漫画喫茶】
漫画本を多数そろえた喫茶店。特に、漫画を読むことを主目的とする喫茶店。多くは時間制で料金を支払う。パソコンを備えてインターネットも利用できるようにした店や、深夜営業の店もある。漫喫(まんきつ)。
まんがとじんせい【漫画と人生】
荒俣宏の著作。平成6年(1994)刊。漫画・アニメにまつわるエッセーや対談、著者自身の漫画作品を収録。