かみ‐つ‐せ【上つ瀬】
川上にある瀬。⇔下(しも)つ瀬。「—に鵜川を立ち下つ瀬に小網(さで)さし渡す」〈万・三八〉
かめのせ【亀ノ瀬】
大阪府と奈良県との境の、大和川が生駒・金剛山地を横切る所にある峡谷。古くは亀ノ瀬越えとよばれた交通の難所。
かもわけいかずち‐の‐みこと【賀茂別雷命】
京都市北区上賀茂の賀茂別雷(かもわけいかずち)神社の祭神。山城国風土記によれば、母は賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)の娘、玉依姫(たまよりひめ)で、瀬見の小川で、流れてきた丹塗(にぬり)の...
からつ‐もの【唐津物】
1 唐津焼。 2 (西日本で)陶磁器のこと。→瀬戸物
からつ‐や【唐津屋】
(西日本で)陶磁器の製造や販売をする店。瀬戸物屋。
から‐はし【唐橋】
唐風につくった欄干のある、弓形の橋。「瀬田の—」
かわうそ‐の‐まつり【川獺の祭(り)】
《「礼記」月令の「孟春の月。…獺、魚を祭る」から》川獺がとった魚を岸に並べておくのを、先祖の祭りをすると見立てたもの。獺祭(だっさい)。おそのまつり。《季 春》「—見て来よ瀬田のおく/芭蕉」
かわかみ‐きょう【川上峡】
佐賀県中央東部にある渓谷美に富む景勝地。背振(せふり)山地南麓を流れる川上川(嘉瀬(かせ)川の上流部)に位置する。長さ12キロ。別称、肥前嵐山(ひぜんあらしやま)。
かわ‐せ【川瀬】
川底が浅く、流れの速い所。瀬。
かわ‐づ【川津】
1 川の船着き場。川の渡し場。「彦星(ひこほし)の川瀬を渡るさ小舟(をふね)のえ行きて泊(は)てむ—し思ほゆ」〈万・二〇九一〉 2 川辺の物洗い場。「草津川と云ふ—に行きて衣を洗ふ時に」〈今昔・...