かえん‐こうはい【火焔光背】
不動明王などの背後にある、燃え上がるほのおの形をした光背。
かえん‐さい【火焔菜】
ヒユ科の一・二年草。サトウダイコンの一種。根は肥大し、暗紅色で、輪切りにすると同心円状に赤い模様がある。甘味が強く、ボルシチなどの材料とする。テーブルビート。ビーツ。うずまきだいこん。《季 秋》
かえん‐しき【火焔式】
火炎あるいはそれに似た形を意匠に用いた装飾。また、その装飾を施した土器や建築などの様式。
かえん‐そう【火焔草】
アカネ科の蔓性(つるせい)の多年草。卵形の葉が対生する。夏、長い筒状の赤い花を開く。南アメリカの原産。
かえん‐だいこ【火焔太鼓】
《火炎の模様の装飾があるところから》大太鼓(だだいこ)のこと。
かえん‐だま【火焔玉】
火炎に包まれた宝珠をかたどった細工物。御輿(みこし)の頂などにつける。火珠(かしゅ)。
かえん‐どき【火焔土器】
昭和11年(1936)、新潟県長岡市の馬高(うまたか)遺跡で発見された、縄文時代中期の土器の愛称。→火焔型土器
かえん‐びん【火炎瓶】
ガラス瓶にガソリンなどを詰め、投げつけて火炎を発生させるもの。もとは、手製の対戦車用兵器。
かえんびん‐しょばつほう【火炎瓶処罰法】
《「火炎瓶の使用等の処罰に関する法律」の略称》火炎瓶の製造・使用などを処罰する法律。爆発物取締罰則では火炎瓶を取り締まれないことに対応するため、昭和47年(1972)に施行。製造・所持などについ...
かえん‐ほうしゃき【火炎放射器】
可燃性の液体を圧縮ガスで噴射・点火して敵を攻撃する兵器。