アセチレン【acetylene】
炭化水素の一。無色の可燃性気体。燃えると強い光と熱を出す。合成化学工業原料のほか、アセチレン灯・酸素アセチレン炎などにも利用。化学式CH≡CH エチン。アセチリン。アセチレンガス。
当(あ)たりを取(と)・る
1 興業・商売などで、企画したことが好評を得て成功する。「人情喜劇で—・る」 2 およその見当をつける。「お熊が亭主といふことは、—・って置いたのだ」〈伎・灯籠菊桐〉
あと‐げつ【後月】
先月。前の月。「—二一日お泊番(とまりばん)の時」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
あのり‐ざき【安乗崎】
三重県志摩半島の岬。的矢湾(まとやわん)の入り口をなす。岩礁・断崖が多い景勝の地で、灯台がある。
あぶら【油/脂/膏】
1 水に溶けず、水よりも軽い可燃性物質の総称。動物性・植物性・鉱物性があり、食用・灯火用・燃料用・化学工業の原料など用途が広い。 ㋐動物の肉についている脂肪分。脂身(あぶらみ)。「—の多い切り身...
あぶら‐うり【油売り】
1 近世、灯火用の油を売り歩いた商人。 2 怠け者。
あぶら‐さし【油差(し)】
1 機械などに油をさすのに用いる、細長い口のついた道具。また、油をさすこと。 2 行灯(あんどん)などの油皿に油を補給するための容器。油つぎ。
あぶら‐ざ【油座】
鎌倉・室町時代、主としてエゴマを原料とする灯油を製造・販売した商人の座。
あぶら‐ざら【油皿】
行灯(あんどん)などで、灯火用の油を入れる小さい皿。灯蓋(とうがい)。油坏(あぶらつき)。
あぶら‐び【油火】
油に灯心を浸してともす火。ともしび。