ほととぎす【時鳥/子規/杜鵑/不如帰/郭公】
[名] 1 カッコウ科の鳥。全長28センチくらい。全体に灰色で、胸から腹に横斑がある。アジア東部で繁殖し、冬は東南アジアに渡る。日本には初夏に渡来。キョキョキョと鋭く鳴き、「てっぺんかけたか」...
ほほじろ‐ざめ【頰白鮫】
ネズミザメ科の海水魚。全長約8メートル。背面は青灰色で、下面と目の後ろが白く、尾びれが三日月形をし、歯は鋭い。世界の温帯海の沿岸寄りの表層に分布。性質は凶暴で、舟などを襲うことがあり、人食いザメ...
ポドゾル【podzol】
《灰色の土の意》冷帯の針葉樹林下に発達する土壌。表層は酸性腐植の浸潤により塩基・鉄・アルミニウムを失って灰白色の漂白層となり、下層はこれらの物質が沈殿して褐色の緻密(ちみつ)な集積層となる。シベ...
マグダラのマリア
《原題、(イタリア)Maria Maddalena》ジョバンニ=サボルドの絵画。カンバスに油彩。縦86センチ、横79センチ。全身に銀灰色の布をまとったマグダラのマリアを描いた作品。ロンドン、ナシ...
まとう‐だい【的鯛】
マトウダイ目マトウダイ科の海水魚。泥底にすみ、全長約50センチ。体は卵円形で著しく側扁し、背びれの棘条(きょくじょう)が発達。全体に暗灰色で、体側中央部に円形の黒色斑があり、的を思わせる。本州以...
まな‐づる【真鶴/真名鶴】
ツル科の鳥。タンチョウよりやや小さい。体が灰色で、頭頸部が白く、顔は裸出して赤い。脚は暗赤色。シベリア・中国北部で繁殖し、主に日本で越冬。鹿児島県出水(いずみ)市の渡来地では特別天然記念物。たづ...
マヌル‐ねこ【マヌル猫】
《マヌルはモンゴル語で「小さな山猫」の意》ネコ科の哺乳類。体長50〜65センチ、尾長20〜25センチ。体毛は長く密で黄灰色、頭部などに黒斑がある。耳は小さめで、やや低い位置につく。モンゴル・チベ...
まべ‐がい【まべ貝】
ウグイスガイ科の二枚貝。サンゴ礁などにみられ、烏帽子(えぼし)形で、殻長約15センチ。殻表は黒褐色、内面は青灰色で真珠光沢が強い。紀伊半島以南に分布し、半円真珠養殖の母貝に利用。
まんぼう【翻車魚】
フグ目マンボウ科の海水魚。全長約3メートル。体は円形で側扁が著しく、尾びれを欠き、背びれ・しりびれがある。背側は暗灰色、腹部は白色。上下の歯は癒合してくちばし状で、クラゲなどを食べる。温・熱帯海...
みしま‐おこぜ【三島鰧/三島虎魚】
スズキ目ミシマオコゼ科の海水魚。泥底にすむ。全長約30センチ。頭と胴は太くて縦扁し、両眼は上面に、腹びれはのどの下にある。体色は灰色で、背側に褐色の網状紋がある。本州中部以南に分布。