おおまが‐とき【大禍時】
《大きな災いの起こりがちな時刻の意から》夕方の薄暗いとき。たそがれどき。逢(お)う魔が時。
親(おや)の因果(いんが)が子(こ)に報(むく)ゆ
親のした悪業の結果がその子に現れて、罪もないのに災いを受ける。
か【禍】
災い。ふしあわせ。「—を転じて福となす」「交通—」⇔福。
かがみ‐もち【鏡餅】
平たく円形に作った餅。大小2個をひと重ねにし、正月や祝いのとき、神仏に供える。おそなえ。おかがみ。《季 新年》「—暗きところに割れて坐す/三鬼」 [補説]三方の上に四方紅(しほうべに)(または奉...
か‐き【禍機】
災難が生じるきっかけ。災いの生じる兆し。
か‐しん【禍心】
他人に災いを加えようとする心。害心。「—を抱く」
か‐じ【加持】
[名](スル)《(梵)adhiṣṭhānaの訳。所持・護念とも訳す》仏語。 1 仏の加護。 2 密教で、仏の慈悲の力が衆生に加わり、衆生がそれを信心によって受持し、仏と衆生とが相応すること。 3...
かた‐しろ【形代】
1 祭りのとき、神霊の代わりとして置くもの。人形(ひとがた)。 2 陰陽師(おんようじ)・神主などが祓(はら)えや祈祷(きとう)のとき、人間の身代わりとした人形。多く紙製で、これに罪・けがれ・災...
かた‐つきみ【片月見】
八月十五夜の月見だけして、九月十三夜の「後(のち)の月見」をしないこと。災いが来るといって忌まれた。《季 秋》
金(かね)が敵(かたき)
1 金銭のために災いを受けたり、身を滅ぼしたりするということ。 2 金銭は尋ねる敵のようで、なかなか手に入らないということ。