ねつしょり‐ろ【熱処理炉】
金属の熱処理を行う炉。ガス炉・電気炉などがある。
ねつちゅうせいし‐ろ【熱中性子炉】
核分裂で生じた高速中性子を減速材で熱中性子に変え、これで次の核分裂を起こし、連鎖反応が続くように設計された原子炉。軽水炉が代表的。
の‐ぶろ【野風炉】
茶道で、野点(のだて)に用いる風炉。
はい‐ろ【廃炉】
1 溶鉱炉・焼却炉などを廃止すること。また、廃止された炉。 2 原子炉の機能を永久に停止させること。炉心から燃料を取り出し、施設を解体し、放射性廃棄物を搬出する。廃止措置と同義。「2号機を—にする」
はぎ‐はんしゃろ【萩反射炉】
山口県萩市にある反射炉跡。安政3年(1856)の一時期、試験的に操業が行われたとされる。大正13年(1924)国指定史跡。平成27年(2015)、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭...
はくさん‐ろ【博山炉】
中国、漢代に始まる香炉の一。多く青銅製または陶製の高坏(たかつき)状で、山岳をかたどったふたがつき、軸部の下に海を表す承盤(皿)がある。日本でも奈良時代に用いられた。
はんしゃ‐ろ【反射炉】
冶金用の炉の一。燃焼室と加熱室とが別になっており、天井と側壁の放射熱で加熱して鉱石や金属を製錬・溶融する。
ばいしょう‐ろ【焙焼炉】
精錬に際して、硫化鉱石を焙焼して酸化鉱物とするために用いる炉。回転式・多段床式など。
ひきんしつ‐げんしろ【非均質原子炉】
⇒非均質炉
ひきんしつ‐ろ【非均質炉】
減速材と核燃料をそれぞれ独立して配置した炉心をもつ原子炉。一般的な発電用の原子炉は非均質炉が多く用いられる。非均質原子炉。不均質炉。⇔均質炉。