こんごうさんかぶつ‐ねんりょう【混合酸化物燃料】
軽水炉型原子力発電で用いる酸化ウランと、これの再処理によって得た酸化プルトニウムを混合した燃料。MOX燃料。
こん‐ろ【焜炉】
1 金属や土で作った、持ち運びが便利な炊事などに用いる小さい炉。石油こんろ・ガスこんろ・電気こんろなどがある。 2 七輪(しちりん)。
コールダー‐ホール【Calder Hall】
英国のセラフィールド原子力複合施設内にある原子力発電所の名称。1956年にウィンズケール再処理工場に隣接して建設された。軍事用プルトニウム生産炉を改良した黒鉛減速炭酸ガス冷却型原子炉4基を備え、...
コールダーホールがた‐げんしろ【コールダーホール型原子炉】
天然ウランを燃料とし、減速材に黒鉛、冷却材に炭酸ガスを使用する原子炉。1950年代に英国で開発・実用化されたもので、日本の東海発電所1号炉はこの改良型。名称は、この原子炉を初めて導入したコールダ...
ご‐ぐそく【五具足】
仏前に供える、華瓶(けびょう)一対、ろうそく立て一対、香炉一基の五つの仏具。五器。
ごじゅう‐の‐かべ【五重の壁】
原子力発電所で事故が発生した場合に、放射性物質の環境への放出を抑制するために設けられている物理的な障壁。燃料ペレット・燃料被覆管・原子炉圧力容器・原子炉格納容器・原子炉建屋の五つからなる。五重の障壁。
ご‐とく【五徳】
1 五つの徳目。温・良・恭・倹・譲(「論語」)、智・信・仁・勇・厳(「孫子」)など。 2 金属や陶器で作った3本または4本脚のある輪。火鉢や炉の火の上にかぶせて立て、やかんや鉄瓶などをかける。 ...
ごま【護摩】
《(梵)homaの音写。焚焼(ふんしょう)・火祭りの意》密教で、不動明王や愛染(あいぜん)明王などの前に壇を築き、火炉(かろ)を設けてヌルデの木などを燃やして、煩悩(ぼんのう)を焼却し、併せて息...
ごま‐ぎ【護摩木】
1 護摩修法のとき、火炉に投じて燃やす木。乾燥した木を段々に切った壇木(だんもく)と、生木である乳木(にゅうもく)の2種がある。 2 《護摩で燃やすところから》ヌルデの別名。
ごま‐だん【護摩壇】
護摩をたく炉を据える壇。大壇、円形の水壇、木製の木壇の3種があり、日本では木壇を用いる。炉壇。