じゅんかん‐ちゅうすいれいきゃく【循環注水冷却】
福島第一原子力発電所で、放射能汚染水の処理と安定的な原子炉冷却を実現するために導入されたシステム。平成23年(2011)6月運用開始。浄化装置で原子炉内にたまった汚染水から放射性物質や塩分を取り...
じょうおう‐だな【紹鴎棚】
茶の湯に用いる棚の一。武野紹鴎の好みと伝える、炉専用の大きな棚。檜(ひのき)材の春慶塗で、下に2枚引きのふすまのある地袋がつき、その上に4本柱で天板がのる。
じょうこう‐ばん【常香盤】
常香をたくための香炉。香が燃えつきると糸が切れ、鈴が落ちて知らせるようになっている。
じょう‐こうろ【常香炉】
寺院で、境内に置く大きな香炉。参拝者が線香を供える。
じょう‐じゃ【定者】
大法会(だいほうえ)の行道(ぎょうどう)のとき、香炉を持って前を行く役僧。じょうざ。
じょう‐ぞく【上蔟/上簇】
成熟した蚕を、繭を作らせるため、蔟(まぶし)に移し入れること。あがり。《季 夏》「炉火美しく—の夜に入るも/静塔」
じょうよう【常陽】
茨城県東茨城郡大洗町にある、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉の実験炉。昭和52年(1977)運転開始。平成19年(2007)に発生した故障のため運転休止中。名称は施設が立地する地域の旧国名であ...
ジルカロイ【zircaloy】
ジルコニウム合金の一。原子炉の燃料被覆管・炉心材料用として米国で1952年に開発。
ジルコニウム【zirconium】
チタン族元素の一。単体は銀白色の硬い金属。粉末は空気中で発火しやすい。熱中性子の吸収が金属中最小なので原子炉材料に、また合金材料などにも用いられる。元素記号Zr 原子番号40。原子量91.22。
ジルコン‐サンド【zircon sand】
ジルコン(ジルコニウムのケイ酸塩)を主とする砂。主な産地はオーストラリア、南アフリカ。電気炉で加熱溶融され、ジルコニアとして利用される。ジルコン砂。