へん【辺〔邊〕】
[音]ヘン(呉)(漢) [訓]あたり べ へ ほとり [学習漢字]4年 〈ヘン〉 1 中央から隔たった所。国境。果て。「辺境・辺塞(へんさい)・辺地/広大無辺」 2 ある物を中心としてその付近...
ベリリウム【beryllium】
金属元素の一。単体は銀白色の軽金属。硬くてもろいが、高温で展性・延性がある。天然には緑柱石(ベリル)として産出。有毒で、粉塵(ふんじん)の吸入により肺の障害が起こる。軽合金材料、原子炉の減速材な...
ベント【vent】
1 壁などの穴。空気・煙・蒸気などを抜くための通気孔。開孔。 2 原子炉で、原子炉圧力容器や原子炉格納容器内の圧力が異常に上昇した場合に、内部の気体を排出し、圧力を降下させること。→ウエットベン...
ペチカ【(ロシア)pechka】
ロシア式の暖炉。煉瓦(れんが)・粘土などで建物の一部として作り、壁の中の煙道を煙が通過して熱を伝える。ペーチカ。《季 冬》
ペディメント【pediment】
1 古代ギリシャ・ローマ建築で、破風(はふ)。正面上部に設けられる山形の部分。 2 窓や扉、暖炉の上などに設けられる三角形の装飾部分。
ペレット【pellet】
《小球の意》 1 注射によって皮下などに植え込む小さな錠剤。植え込み錠。 2 小さい銃弾。 3 塊状にした飼料。魚の養殖などで用い、分離しにくいため水質を汚すことが少ない。モイストペレット。 4...
ほい‐ろ【焙炉】
《「ほい(焙)」は唐音》 1 製茶用の乾燥炉。もとは木の枠に厚手の和紙を張ったもので、蒸した茶の葉を炭火で乾燥させながら揉(も)んだ。《季 春》「家毎に—の匂ふ狭山かな/虚子」 2 製パン工程で...
ほうかい‐ねつ【崩壊熱】
放射性物質が崩壊する過程で発生する熱。原子炉では、運転停止後も核分裂生成物の崩壊が続くため、一定の期間、崩壊熱の除去が必要となる。→放射性崩壊
ほう‐さん【硼酸】
硼素のオキソ酸。無色・無臭のうろこ状結晶。水溶液は弱酸性で弱い殺菌力があり、うがい・洗眼などに用いられた。ガラス・琺瑯(ほうろう)・顔料などの原料とする。化学式H3BO3 [補説]硼素の同位体10...
ほうしゃ‐か【放射化】
放射能をもたない同位体に放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子力発電所を稼働し続けると部品や設備が放射化され放射性廃棄物になるため、廃炉・解体...