ブラック‐カーボン【black carbon】
大気中を浮遊する黒色の微小粒子(エーロゾル)。化石燃料の不完全燃焼や自動車の排気ガスなどによって生じる。ふつうのエーロゾルは太陽光を散乱するが、ブラックカーボンは太陽光を吸収する性質があり、地球...
ブラック‐すいそ【ブラック水素】
水素の生成方法による分類の一つ。化石燃料の石炭を改質して得られる。グレー水素に比べて、生成時の二酸化炭素排出量が多い。
ブリヘイド【Vryheid】
南アフリカ共和国東部、クワズールナタール州の町。名称はアフリカーンス語で「自由」を意味する。石炭を産し、牧畜が盛ん。かつてズールー戦争、南ア戦争の舞台になった。1884年から1888年まで存続し...
ブルー‐アンモニア【blue ammonia】
アンモニアの生成方法による分類の一つ。天然ガスからアンモニアを製造する際、その過程で生じる二酸化炭素を回収するもの。→グリーンアンモニア →ブラウンアンモニア
ブルー‐カーボン【blue carbon】
沿岸海域の海洋生物が二酸化炭素を吸収して固定される炭素。貝殻やサンゴの骨格など、おもに炭酸カルシウムとして固定される。陸上の植物の光合成によって固定された炭素(グリーンカーボン)に対していう。
ブルー‐すいそ【ブルー水素】
水素の生成方法による分類の一つ。天然ガスなどの化石燃料を改質して得られる水素のうち、その過程で生じる二酸化炭素を回収するもの。→グレー水素 →グリーン水素
ブルー‐ダイヤモンド【blue diamond】
青みを帯びたダイヤモンド。微量の不純物として硼素(ほうそ)を含み、炭素の結晶格子に歪(ゆが)みが生じ、赤の波長の光を吸収することによって青く見えると考えられる。
ブレナボン【Blaenavon】
英国ウェールズの南東部、カーディフの北東約40キロメートルにある町。産業革命を支えたブレナボン製鉄所の高炉跡がほぼ完全に残されているほか、炭鉱、鉄道、労働者の住宅など18〜19世紀の産業革命期の...
ぶんかいせい‐プラスチック【分解性プラスチック】
自然環境中で、最終的に二酸化炭素と水に分解されるプラスチックの総称。微生物に分解される生分解性プラスチックや、太陽などの自然光で分解される光分解性プラスチックが知られる。
ぶん‐し【分子】
1 原子の結合体で、その物質の化学的性質を失わない最小の構成単位。一つの原子よりなる単原子分子(ヘリウムなど)、二原子分子(水素・酸素・窒素など)、三原子分子(水・二酸化炭素など)から、数千〜数...