きょうえい‐かく【鏡映核】
同じ質量数で陽子と中性子の数を入れ換えた関係にある二つの原子核。炭素13と窒素13、ベリリウム7とリチウム7などがあり、陽子数と中性子数が等しい場合は自己鏡映核という。
きょうかカーボン‐カーボン【強化カーボンカーボン】
《reinforced carbon-carbon》⇒炭素繊維強化炭素複合材料
きょうせき‐こう【共析鋼】
炭素を0.86パーセント含有する鋼で、高温から徐々に冷却してセ氏723度でフェライトとセメンタイトを同時に析出し、交互の層になったもの。
きょうたん‐そう【夾炭層】
石炭層を含む地層。
きょうと‐ぎていしょ【京都議定書】
《「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」の通称》先進国の温室効果ガス排出量削減に関する国際的な取り決め。1997年京都で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議で採択。2005年発効。...
きょうゆうけつごう‐けっしょう【共有結合結晶】
原子間の共有結合によって形成される結晶。極めて硬く、融点が高く、化学的に安定な性質をもつ。ダイヤモンドや炭化珪素が知られる。共有結晶。
きょくぎょ‐るい【棘魚類】
シルル紀に出現し、デボン紀・石炭紀に繁栄し、ペルム紀に絶滅した原始的な魚類。顎(あご)をもつ最初の脊椎動物とされる。名称は、胸びれや腹びれなどにある頑丈な棘(とげ)にちなむ。
きょこうのクレーン【虚構のクレーン】
井上光晴の小説。戦中から戦後の長崎県の炭鉱町を舞台に、被爆や被差別部落問題に触れつつ、人々の姿を描く。昭和35年(1960)刊行。
きょっ‐かん【極冠】
1 地球の両極地方の緯度60度より高緯度の領域。また地球電磁気学の分野では、極光帯よりも内側の緯度65度〜70度以上の領域をさす。 2 火星の両極地方に認められる白い部分。火星の夏にはほとんど消...
きりこみ‐たん【切(り)込み炭】
採掘したままで、粉炭と塊炭とが分別されていない石炭。