メタセンター【metacenter】
船など水面に浮いている物体の傾きの中心。平衡して浮いているときの重心と浮力の中心とを結ぶ作用線が、傾いた位置での浮力の中心を通る鉛直線となす交点。これが重心位置よりも高いほど安定性が大きい。傾心。
め‐ちがい【目違い】
1 見そこない。見当違い。 2 木材の継ぎ手または組み手の、接合点から少し入り込んだ部分。
めつ【滅】
[常用漢字] [音]メツ(呉) [訓]ほろびる ほろぼす 1 存在しているものを絶やしなくする。なくなる。ほろびる。「滅却・滅私・滅亡/湮滅(いんめつ)・壊滅・撃滅・幻滅・死滅・自滅・消滅・衰滅...
メディシン‐ハット【Medicine Hat】
カナダ、アルバータ州南東部の都市。カルガリーの南東約260キロメートル、サウスサスカチュワン川沿いに位置する。大陸横断鉄道と米国への支線の分岐点。世界有数の規模をもつ天然ガス田があり、各種工業が盛ん。
メトラウイ【Métlaoui】
チュニジア南部の山岳オアシスの町。19世紀末より燐鉱石を産する。鉄道、道路の交通の要地。荒々しい景観美で知られるセルジャ渓谷を走る、観光列車の起点。
目(め)に付(つ)・く
1 よく見える。目立つ。「欠点ばかりが—・く」 2 見て忘れられなくなる。「へそがたの林のさきの狭野榛(さのはり)の衣に着くなす—・くわが背」〈万・一九〉
メネルブ【Ménerbes】
フランス南東部、プロバンス地方、ボークリューズ県の村。13世紀に建てられ、ユグノー戦争の際に新教徒のユグノー派の拠点になった城塞の跡がある。英国の作家ピーター=メイルの著作「南仏プロバンスの12...
目(め)の付(つ)け所(どころ)
注目すべきところ。着眼点。「ベテランはさすがに—が違う」
目(め)はその睫(まつげ)を見(み)る能(あた)わず
《「顔氏家訓」渉務から》目はなんでも見ることができるが、自分のまつげを見ることはできない。他人の欠点にはよく気づくが、自分の欠点は見えないことのたとえ。
め‐まじ【目交じ/瞬】
「めまぜ」の音変化。「みどもが—すれど、合点せいで」〈虎清狂・泣尼〉