えぼし‐ご【烏帽子子】
元服のとき、烏帽子親から烏帽子をかぶせてもらい、烏帽子名をつけてもらう者。元服子。
えぼし‐どり【烏帽子鳥】
1 エボシドリ科の鳥。全長約45センチ。全体に緑色。 2 ホトトギス目エボシドリ科の鳥の総称。羽色は緑・紫・灰色などのものが多く、頭に冠羽がある。アフリカに分布。カンムリエボシドリなど。
えぼし‐な【烏帽子名】
男子が元服のとき、幼名を改めて、烏帽子親の名前から1字をもらってつける名。元服名。
えぼし‐はじめ【烏帽子始め】
男子が元服して、初めて烏帽子をつけること。また、その儀式。
えぼし‐やま【烏帽子山】
和歌山県南部、新宮市と東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦町の境にある山。標高910メートル。那智山の一峰。南西方に那智の滝がある。吉野熊野国立公園に属する。名の由来は山頂直下に烏帽子形をした帽子岩が...
烏帽子(えぼし)を着(き)・せる
飾り物を付けることから、転じて、妙な誇張をする。尾鰭(おひれ)をつける。
おう‐ちゅう【烏秋】
スズメ目オウチュウ科の鳥。全長28センチくらい。全身黒色で、尾が長く、先が二またに分かれて上方に反る。南アジアに分布し、日本では迷鳥。オウチュウ科には22種が含まれ、南アジア・アフリカの森林に分布。
おこ【痴/烏滸/尾籠】
[名・形動]愚かなこと。ばかげていること。また、そのさま。「—の者」「退(すさ)れ卑きもの、魔道呼わり—なり」〈露伴・新浦島〉
おこ‐え【痴絵/烏滸絵】
滑稽(こっけい)あるいは風刺を目的とした絵。戯画。
おこ‐がまし・い【痴がましい/烏滸がましい】
[形][文]をこがま・し[シク] 1 身の程をわきまえない。差し出がましい。なまいきだ。「先輩をさしおいて—・いのですが…」 2 いかにもばかばかしい。ばかげている。「世俗のそらごとを、ねんごろ...