けんりのうりょくなき‐ざいだん【権利能力無き財団】
財団としての実体を備えているが、法人格を有さず、権利義務の帰属主体となることができない団体。人格の無い財団。→権利能力無き社団 [補説]個人財産から分離独立した基本財産を有し、運営のための組織を...
けんりのうりょくなき‐しゃだん【権利能力無き社団】
社団としての実体を備えているが、法人格を有さず、権利義務の帰属主体となることができない団体。町内会・PTA・同好会・同業者団体・慈善団体や、法人格を取得していない学会・マンション管理組合・労働組...
こえ‐わざ【声技】
声を使って演じるもの。歌謡や語り物など。「—の悲しきことは、我が身崩(かく)れぬる後、留まる事の無きなり」〈梁塵秘抄口伝・一〇〉
心(こころ)及(およ)・ぶ
考えが行き届く。気がつく。「かの院、何事も—・び給はぬことはをさをさ無きうちにも」〈源・若菜下〉
ごそ‐め・く
[動カ四]がさごそと音を立てる。「破れ紙子の体(てい)なれば、—・きまはるかひぞ無き」〈仮・竹斎・下〉
しお【潮/汐】
1 月や太陽の引力によって周期的に起こる海面の昇降。うしお。「—が満ちる」「—が引く」 2 海水。また、潮流。海流。「—を汲む」「—が変わる」 3 事をするのによい機会。しおどき。「それを—に席...
しげん‐きょう【四言教】
中国、明の王陽明が弟子に授けた4句の教訓。「善無く悪無きは心の体、善あり悪あるは意の動、善を知り悪を知るはこれ良知、善をなし悪を去るはこれ格物」をいう。
しなし◦たり【為成したり】
[連語]《動詞「しな(為成)す」の連用形「しなし」+完了の助動詞「たり」》失敗したときに発する語。しそんじた。しまった。しくじった。「—◦たりと貫一は密に術無き拳を握れり」〈紅葉・金色夜叉〉
じ‐へい【辞柄】
口実。言いぐさ。「吾が誠実を致さんと云うに至っては、蓋(けだ)し—無きにあらず」〈露伴・運命〉
じんかくのない‐ざいだん【人格の無い財団】
⇒権利能力無き財団