しっ‐けい【失敬】
[名・形動](スル) 1 人に対して礼を失した振る舞いをすること。また、そのさま。失礼。無礼。「—なことを言う」「—な奴だ」「きのうは—した」 2 先に席を立つこと。また、人と別れること。「ひ...
しつ‐れい【失礼】
[名・形動](スル) 1 他人に接する際の心得をわきまえていないこと。礼儀に欠けること。また、そのさま。失敬。「—なやつ」「先日は—しました」 2 他人のもとを立ち去ることのていねいな言い方。...
しら‐じら【白白】
[副]《「しらしら」とも》 1 夜が明けて、だんだん明るくなっていくさま。「—と夜が明ける」 2 色の白いさま。また、白く見えるさま。「闇にくちなしの花が—(と)浮かぶ」 3 平気でしらばくれた...
じ‐ぎ【時儀】
1 時候のあいさつ。時宜。 2 礼儀。「侍の付き合ひは無礼を戒め—を本とし」〈仮・浮世物語・一〉
すい‐さん【推参】
[名・形動](スル) 1 自分のほうから出かけて行くこと。また、招かれていないのに人を訪問することを、詫びる気持ちをこめていう。「夜中に—して奉行衆に逢いたいと云うのは宜しくない」〈鴎外・堺事件...
すいさん‐もの【推参者】
出しゃばり者。無礼者。
頭(ず)が高(たか)・い
《頭の下げ方が足りない意から》相手を見下げる態度で、無礼である。横柄である。「新入りにしては—・い」
せん‐ばん【千万】
[名](多く副詞的に用いる) 1 さまざま。いろいろ。はなはだ。まったく。「—心を砕く」「—かたじけない」「返事に堪へかねて、思案すること—なり」〈仮・伊曽保・上〉 2 万が一にも。万一。「是...
そ‐げん【粗言/麁言】
粗末なことば。無礼なことば。粗語。そごん。
そつ‐じ【卒爾/率爾】
[名・形動] 1 にわかなこと。また、そのさま。だしぬけ。突然。「驚ろかされた人のように、—な質問を掛けた」〈漱石・明暗〉 2 軽率なこと。また、そのさま。かるはずみ。「為朝—に死すべからず」〈...