あどけ‐な・い
[形][文]あどけな・し[ク]無邪気でかわいい。無心である。「—・い寝顔」 [補説]「あどない」に「け(気)」が加わったものか。 [派生]あどけなげ[形動]あどけなさ[名]
あど‐な・い
[形][文]あどな・し[ク]無邪気である。子供っぽい。あだない。〈和英語林集成〉「形も乱れ気も乱れ、乱れ心の—・くも」〈浄・八百屋お七〉
アンファン‐テリブル【(フランス)enfant terrible】
《おそるべき子供たちの意で、コクトーの小説の題名から》子供ゆえの無邪気さと残忍性とで大人を恐れさせるような、早熟な子供のこと。
イノセンス【innocence】
1 無実。無罪。 2 天真爛漫(てんしんらんまん)。無邪気。
イノセント【innocent】
[形動] 1 無実の。潔白な。 2 純潔な。また、無邪気な。「—な愛」「—な遊び心」
い‐ひょう【意表】
[名・形動]全く考えていなかったこと。また、そのさま。意外。「相手の—に出る」「平岡の問は実に—に、無邪気に、代助の胸に応えた」〈漱石・それから〉
えんとつのみえるばしょ【煙突の見える場所】
五所平之助監督による映画の題名。昭和28年(1953)公開。原作は椎名麟三の小説「無邪気な人々」。出演、上原謙、田中絹代、芥川比呂志ほか。第4回ブルーリボン賞撮影賞受賞。
かわい‐らし・い【可愛らしい】
[形][文]かはいら・し[シク]《「かわゆらしい」の音変化》 1 子供らしい無邪気さや見た目の好ましさで、人をほほえませるようなさま。「—・い口もと」 2 小さくて愛らしい。「指先ほどの—・い魚...
がんぜ‐な・い【頑是無い】
[形][文]ぐゎんぜな・し[ク] 1 まだ幼くて物の道理がよくわからないさま。「—・い子供でもこのくらいのことはわかる」 2 あどけないさま。無邪気だ。「まだ—・い顔をしている」 [派生]がんぜ...
しお‐ひ【潮干】
1 潮が引くこと。ひき潮。また、潮が引いて現れた砂浜。 2 「潮干狩り」に同じ。《季 春》「—より今帰りたる隣かな/子規」「友達同志の無邪気な遊事の有様や、弟等と—に行ったことや」〈宙外・独行〉