むく‐ざい【無垢材】
原木から切り出したそのままの木材。集成材などの加工したものに対していう。
むく‐せかい【無垢世界】
「法華経」提婆達多品に説く、沙伽羅(しゃがら)竜王の娘の竜女が成仏した世界。南方無垢世界。
む‐くち【無口】
[名・形動]口数の少ないこと。おしゃべりでないこと。また、そのさまや、その人。寡黙。「—な(の)青年」
むくとけいけんのうた【無垢と経験の歌】
《原題Songs of Innocence and of Experience》ブレークによる詩画集。「無垢の歌」と「経験の歌」の合本。1794年刊。
むくのうた【無垢の歌】
《原題Songs of Innocence》ブレークによる詩画集。1789年に22部が刷られ、のち1794年に「経験の歌」を加えた合本「無垢と経験の歌」として27部が刷られたと考えられている。
む‐くゆう【無功用】
仏語。自然のままにあり、身・口・意の動作に意志的造作を加えないこと。
むくろ‐じ【無患子】
ムクロジ科の落葉高木。本州中部以西の山地に自生。高さ15メートル以上になる。葉は細長い小葉からなる羽状複葉。夏、雌花と雄花とが円錐状につく。実は球形で黄褐色に熟し、中の種子は黒色で堅く、羽根つき...
ムグンファ
《(朝鮮語)》アオイ科の落葉低木ムクゲのこと。大韓民国の国花。 [補説]「無窮花」とも書く。
む‐け【無卦】
陰陽道(おんようどう)で、生年の干支(えと)による運勢の凶運を示す年まわり。この年まわりにあたると、凶事が5年続くという。→有卦(うけ)
む‐けい【無形】
[名・形動]形として現れないこと。また、そのものや、そのさま。「有形—」⇔有形。「—なる情緒をしもいとつまびらかに写せしゆえなり」〈逍遥・小説神髄〉