やき‐せっこう【焼(き)石膏】
石膏を加熱し、脱水して得られる白色の粉末。水を加えると発熱・膨張して固まり、石膏に戻る。石膏細工や建築・歯科材料などに使用。しょうせっこう。
やき‐そば【焼き蕎麦】
蒸した中華そばに肉・野菜などを加えて油でいためたもの。また、揚げた中華そばに肉・野菜入りのあんをかけたもの。
やきそば‐パン【焼き蕎麦パン】
おかずパンの一。ソース焼きそばをはさんだパン。
やき‐たち【焼き太刀】
《「やきだち」とも》焼き鍛えた太刀。「—の稜(かど)打ち放ち大夫(ますらを)の祝(ほ)く豊御酒(とよみき)に我酔ひにけり」〈万・九八九〉
やきたち‐の【焼き太刀の】
[枕] 1 太刀を身辺に添える意から、「辺(へ)付かふ」にかかる。「—辺付かふことは幸(さき)くや吾が君」〈万・六四一〉 2 焼き鍛えた太刀は鋭い意から、「利(と)」にかかる。「—利心も我は思ひ...
やきたち‐を【焼き太刀を】
[枕]焼き鍛えた太刀は鋭い意から、「利(と)し」と同音をもつ地名「砺波(となみ)」にかかる。一説に、太刀を研ぐ意からともいう。「—砺波の関に」〈万・四〇八五〉
やき‐た・つ【焼き立つ】
[動タ下二] 1 盛んに焼く。焼いて煙を立てる。「志賀(しか)の海人(あま)の火気(ほけ)—・てて焼く塩の辛(から)き恋をも我はするかも」〈万・二七四二〉 2 盛んにおだてる。「太夫に—・てられ...
やき‐たて【焼(き)立て】
焼きあがった直後であること。また、そのもの。「—のピザ」
やき‐だま【焼(き)玉】
1 銅製の球に火薬を込め、火をつけて敵中に投じるもの。炮録火矢(ほうろくびや)の類。 2 焼き玉機関の、シリンダー頭部にある球形の燃焼室。また、焼き玉機関のこと。
やきだま‐エンジン【焼(き)玉エンジン】
⇒焼き玉機関