く‐らく【来らく】
《動詞「く(来)」(カ変)のク語法》来ること。「夜のほどろ出でつつ—度(たび)まねくなれば我が胸切り焼くごとし」〈万・七五五〉
くわ‐やき【鍬焼(き)】
鴨肉などをたれにつけて鉄板で焼くこと。昔、野良仕事の合間に、捕った野鳥を鍬の上で焼いて食べたことによるという。
くん‐しゃく【薫灼】
[名](スル)くすぶらし焼くこと。また、苦しめ悩ますこと。「忽ち残煙の—する所となり」〈東海散士・佳人之奇遇〉
クープ【(フランス)coupe】
1 短い脚の付いた、広口の皿や鉢。また、その器にアイスクリームや果物、生クリームなどを盛ったデザート。「洋梨の—」 2 バゲットやバタール、カンパーニュ2などを焼く直前に、パン生地の表面に入れる...
けしょう‐じお【化粧塩】
魚の焼き上がりを美しくするために、焼く直前に振りかけたり、尾やひれにまぶしたりする塩。
け‐やき【毛焼(き)】
1 鳥の羽毛をむしったあと、肌に残った毛を火で焼くこと。 2 「毳(けば)焼き」に同じ。
こうはつ‐はくないしょう【後発白内障】
白内障の手術後に、眼内レンズを入れるために残した水晶体の袋が濁ることで起こる白内障。白内障の手術では、水晶体を完全に取り除くと眼内レンズを固定する場所がなくなってしまうため、水晶体の内部のみ取り...
こく‐しょ【酷暑】
ひどく暑いこと。真夏の厳しい暑さ。「—身を焼くばかり」《季 夏》⇔酷寒(こっかん)。
心(こころ)焼(や)・く
(「焼く」が四段活用の場合)胸を焦がす。心を悲しみもだえさせる。「冬ごもり春の大野を焼く人は焼き足らねかも我(あ)が—・く」〈万・一三三六〉 (「焼く」が下二段活用の場合)思い焦がれる。「人...
このしろ【鰶/鮗】
ニシン目ニシン科の海水魚。全長約25センチ。体は紡錘形で側扁する。背側が青色で数列の黒点が並び、肩部に黒斑が一つある。背びれの後端が長く伸びている。本州中部以南の沿岸に産し、食用。約10センチの...