やき‐こみ【焼(き)込み】
写真で、陰画の露出過度な部分に対し、長めの露光時間を与えることで適正露出にすること。パソコンのフォトレタッチソフトでデジタル画像の一部を暗くする処理のことも指す。→覆い焼き
やき‐ころ・す【焼(き)殺す】
[動サ五(四)]焼いて殺す。焼死させる。「害虫を—・す」
やき‐ごて【焼き鏝】
1 火で熱して使う鏝。布や紙のしわを伸ばしたり、折り目をつけたりするのに用いる。 2 焼き絵に用いる小さな鏝。
やき‐ごめ【焼(き)米/糄】
新米を籾(もみ)のまま煎(い)ってつき、殻を取り去ったもの。そのままで、また、湯に浸したりして食べる。いりごめ。やいごめ。《季 秋》「—を粉にしてすする果報かな/一茶」
やき‐ざかな【焼(き)魚/焼き肴】
魚に塩を振るなどして焼いたもの。
やき‐しお【焼(き)塩】
精製されていない塩を煎って苦汁(にがり)分を不溶化した塩。純白となり、苦みが消え、吸湿性も少なくなる。
やき‐しめ【焼(き)締め】
《「やきじめ」とも》 1 陶器の素地(きじ)を焼いて固めること。そのあとで釉(うわぐすり)をかけ、低火度で焼き上げる。締め焼き。 2 高温の酸化炎で焼いた、釉のかかっていない焼き物。備前焼・信楽...
やき‐じく【焼(き)軸】
筆の軸をところどころいぶして黒くしたもの。
やき‐すぎ【焼(き)杉】
杉材の表面を焦がし、磨いて木目を凸状に表したもの。器物・下駄などに用いる。
やき‐す・ぎる【焼(き)過ぎる】
[動ガ上一][文]やきす・ぐ[ガ上二]過度に焼く。また、必要以上の数量を焼く。「—・ぎて焦げる」「—・ぎて食べ切れない」