ねり‐もの【練(り)物/煉り物】
1 練り固めて作った装身具。珊瑚(さんご)や宝石に似せた飾り玉やプラスチック製装身具など。 2 「練り製品」に同じ。
ねり‐やく【練(り)薬/煉り薬】
「ねりぐすり」に同じ。
ねり‐ようかん【練(り)羊羹/煉り羊羹】
寒天に水・砂糖を加えて煮立て、こし餡(あん)を練りまぜながら煮詰めて、型に流し込んで作った羊羹。
ね・る【練る/煉る】
[動ラ五(四)] 1 熱を加えて、むらのないようにこね固める。また、こねまぜて、粘りけが出るようにする。「あんを—・る」「のりを—・る」「粘土を—・る」 2 (練る)生絹(きぎぬ)を灰汁(あく...
れん【煉】
[人名用漢字] [音]レン(呉)(漢) [訓]ねる 1 鉱物を熱して不純物を除き、良質のものにする。「試煉・精煉・洗煉・鍛煉」 2 まぜ合わせてこねる。ねり固める。「煉瓦(れんが)・煉丹・煉炭・...
れん‐が【煉瓦】
粘土に砂・石灰などを混ぜて練り、長方体などに成型し、乾燥して窯(かま)で焼いたもの。ふつうは酸化鉄を含む粘土を用いた赤煉瓦をいう。建築・道路舗装・炉などの材料。
れんが‐いろ【煉瓦色】
煉瓦のような色。赤みの強い茶色。
れんが‐づくり【煉瓦造り】
煉瓦を積んで造ること。また、その建造物。「—の洋館」
れん‐ごく【煉獄】
カトリックの教理で、小罪を犯した死者の霊魂が天国に入る前に火によって罪の浄化を受けるとされる場所、およびその状態。天国と地獄の間にあるという。ダンテが「神曲」中で描写。
れん‐たん【練丹/煉丹】
1 昔、中国の道士の術で、辰砂(しんしゃ)を練って不老不死の薬を作ること。また、その薬。 2 心気を丹田に集中して心身を練る術。 3 練り薬。練薬(れんやく)。