てり‐かがや・く【照(り)輝く】
[動カ五(四)]《古くは「てりかかやく」》明るく光り輝く。美しく輝く。「朝日に—・く水面」
てり‐こ・む【照(り)込む】
[動マ五(四)] 1 日光が射し込む。「西日が部屋に—・む」 2 日光が強く照りつける。日照りが長く続く。「—・むと作物の生育によくない」
てり‐ごまめ【照り鱓】
正月料理の一。砂糖・醤油・みりんをまぜて煮つめた汁を煎(い)ったごまめにからめたもの。
てり‐つ・ける【照(り)付ける】
[動カ下一][文]てりつ・く[カ下二]日光がきびしく照る。「夏の太陽がじりじりと—・ける」
てり‐つゆ【照(り)梅雨】
「空梅雨(からつゆ)」に同じ。
てりてり‐ぼうず【照(り)照(り)坊主】
「照る照る坊主」に同じ。「三日も前から気もそらの—何うぞと待ちし幸いの花日和」〈緑雨・門三味線〉
てり‐どよう【照(り)土用】
夏の土用を通じて雨が降らず、酷暑が続くこと。
てり‐は【照(り)葉】
草木の葉が紅葉して、美しく照り輝くこと。また、その葉。照り紅葉。《季 秋》「—して名もなき草のあはれなる/風生」
てり‐は・える【照(り)映える】
[動ア下一][文]てりは・ゆ[ヤ下二]光を受けて美しく輝く。光が物にあたって輝いて見える。「夕日に紅葉が—・える」
てりは‐きょうげん【照葉狂言】
《「てには俄狂言」の音変化とも、照葉という女性が創始したからともいう》江戸末期から明治中期まで行われた寄席演芸。能や狂言に歌舞伎や俄(にわか)を交え、手踊り・俗謡などを取り入れたもの。女役者だけ...