あおり【煽り】
1 あおること。また、強い風にあおられて起こる動揺や衝撃。「突風の—で塀が倒れた」 2 ある物事に強く働く勢い。また、その及ぼす影響。余勢。「ストの—で客足が伸びない」 3 そそのかしたりおだて...
あおり‐あし【煽り足】
横泳ぎや抜き手で、両足をからだの前後に開き、前足の足裏と後ろ足の甲とで挟むように水をける動作。
あおり‐うんてん【煽り運転】
走行中、他の自動車に対して恐怖感・威圧感を与えるような運転をすること。→危険運転 [補説]明確な定義はないが、車間距離を著しく詰めたり幅寄せを行ったりするほか、不要な急ブレーキ、蛇行運転、執拗(...
あおり‐かえし【煽り返し】
芝居の大道具で、張り物を縦に二等分する線を軸に、蝶番(ちょうつがい)で別の張り物を取り付けておき、それを左右に折り返して場面転換などをすること。
あおり‐かぜ【煽り風】
津波の到達直前に吹く突風。家屋が倒壊したり、自動車が横転したりするほどの強風になることもある。
あおり‐がい【煽り買い】
相場をつり上げるために盛んに買いまくること。
あおり‐た・てる【煽り立てる】
[動タ下一][文]あふりた・つ[タ下二] 1 風が物をひどく揺り動かす。「木戸が強風に—・てられる」 2 盛んにあおる。扇動する。「功名心を—・てる」
あおり‐つ・ける【煽り付ける】
[動カ下一][文]あふりつ・く[カ下二] 1 盛んにおだてる。おだてあげる。「—・けて幹事役を押しつける」 2 (「呷り付ける」と書く)酒などを勢いよく続けて飲む。一気に飲む。「冷酒を—・ける」
あおり‐どめ【煽り止め】
開いた扉が風にあおられないようにする留め金具。
あおり‐まど【煽り窓】
窓枠と窓の上框(うわがまち)または下框とを蝶番(ちょうつがい)でつなぎ、外側へ開くようにした窓。