かん‐ぽう【観法】
《「かんぼう」とも》 1 仏語。心に仏法の真理を観察し熟考する実践修行法。天台宗の十乗観法など。→観(かん) 2 人相をみる法。
こう【考】
[音]コウ(カウ)(呉)(漢) [訓]かんがえる [学習漢字]2年 1 かんがえる。かんがえ。「考案・考慮/一考・勘考・愚考・再考・思考・熟考・黙考」 2 調べる。調べる事柄。「考査・考試・考証...
ことば‐がり【言葉狩(り)】
特定の言葉を、差別・偏見を含み不適切だとして、過剰に排除すること。多く、差別・偏見そのものについて熟考や議論をせず、その言葉を画一的に排除したり、使用を自主規制したりすることを批判していう。→ポ...
じゅく【熟】
[音]ジュク(呉) [訓]うれる にる にえる なれる こなれる つらつら [学習漢字]6年 1 よく煮る。煮える。「半熟」 2 果物や作物などがうれる。十分に成長する。「熟柿(じゅくし)/完熟...
じゅく‐あん【熟案】
[名](スル)よくよく思案すること。熟考。「篤(とく)と—致候処」〈染崎延房・近世紀聞〉
じゅく‐し【熟思】
[名](スル)十分に考えをめぐらすこと。深く考えること。熟考。熟慮。「此理を—し、情理の間に得失を考察し」〈織田訳・花柳春話〉
じゅく‐りょ【熟慮】
[名](スル)よくよく考えること。いろいろなことを考えに入れて、念入りに検討すること。熟考。「—のすえ決意する」「さらに—されたい」
つが・える【番える】
[動ア下一][文]つが・ふ[ハ下二] 1 矢筈(やはず)を弓の弦にかける。つがう。「二の矢を—・える」 2 かたく約束する。「いずれ熟考の上と言葉を—・えてその夜は別れたが」〈蘆花・思出の記〉