じゅく‐らん【熟爛】
[名](スル)くだものなどが形がくずれるほど熟しきること。転じて、物事が極度に成熟すること。爛熟。「文学が—する」
じゅく‐らん【熟覧】
[名](スル)念を入れて詳しく見ること。「通達を—する」
じゅく‐りょ【熟慮】
[名](スル)よくよく考えること。いろいろなことを考えに入れて、念入りに検討すること。熟考。「—のすえ決意する」「さらに—されたい」
じゅくりょ‐だんこう【熟慮断行】
[名](スル)よく考えたうえで思いきって事を行うこと。
じゅくりょ‐の‐ふ【熟慮の府】
(衆議院の審議を経た法案を、更に熟慮を重ねて審議する立場にあることから)参議院の異称。再考の府。
じゅく‐れん【熟練】
[名・形動](スル)物事に慣れて、手際よくじょうずにできること。また、そのさま。「—を要する仕事」「—した技能」
じゅくれん‐こう【熟練工】
ある技能に熟練している工員。
じゅく‐ろ【熟路】
歩き慣れて、ようすをよく知っている道。「敵は爰彼所(ここかしこ)の—に依って防ぎけるゆゑ」〈読・唐錦・四〉
じゅく‐わ【熟和】
[名](スル) 1 よくこなれること。よく消化すること。 2 和やかにむつみ合うこと。「家内よく—するものは」〈福沢・学問のすゝめ〉
じゅく‐かく【熟客】
⇒じゅっかく(熟客)