ほ‐て・る【火照る/熱る】
[動ラ五(四)]顔やからだが熱を帯びて熱くなる。また、顔が赤くなる。「熱でからだが—・る」「恥ずかしさに顔が—・る」
ほとおり【熱り】
1 熱気を発すること。また、その熱気。「—を避りて居たるときに」〈神代紀・下〉 2 「ほとぼり1」に同じ。「早玉の緒も切れ果てて…、—ばかりにて」〈浄・堀川夜討〉 3 「ほとぼり2」に同じ。「泰...
ほとお・る【熱る】
[動ラ四] 1 熱を発する。熱くなる。また、ほてる。ほとぼる。「胸—・りて、堪へ忍びがたし」〈沙石集・五本〉 2 腹を立てる。怒る。「さるべきこともなきを—・りいで給ふ」〈枕・一六二〉
ほとぼり【熱り/余熱】
1 さめきらずに残っている熱。余熱。「かまどに—が残る」 2 高ぶった感情や興奮などのなごり。「いまだ—のさめやらぬ面持ち」 3 事件などがおさまったのち、しばらく残っている世間の関心。「—がさ...
ほとぼ・る【熱る】
[動ラ五(四)]熱を発する。熱くなる。「火箸ワマダ—・ッテイル」〈和英語林集成〉
ほとり【熱り】
熱くなること。熱を帯びること。また、熱。「—ヲ冷マス」〈和英語林集成〉
ほと・る【熱る】
[動ラ五(四)]熱くなる。熱を帯びる。ほてる。「頭ガ—・ル」〈和英語林集成〉
ほ‐め・く【熱く】
[動カ四]《「火(ほ)めく」の意》 1 ほてる。熱くなる。「まだ湯上がりの顔—・く」〈浄・五人兄弟〉 2 男女が情事をする。「そちらで早う—・け—・けと言はれて」〈浄・金短冊〉