はん‐ねつ【煩熱】
1 むしむしと暑苦しいこと。また、その暑気。「都城の—漸く薄らぎ」〈透谷・漫罵〉 2 発熱して苦しむこと。また、その熱。「にはかに—して迷惑なさる」〈咄・きのふはけふ・下〉
はんのう‐ねつ【反応熱】
化学反応に伴って発生し、または吸収される熱量。反応の種類によって、燃焼熱、分解熱、中和熱、生成熱、水素化熱などに分類される。
ひ‐かねつ【非加熱】
熱処理をしないこと。加熱による殺菌処理などを行わないこと。
ひ‐ねつ【比熱】
物質1グラムの温度をセ氏1度上げるのに必要な熱量。圧力一定のときを定圧比熱、体積一定のときを定積比熱という。比熱容量。
ひょうじゅんせいせい‐ねつ【標準生成熱】
熱力学の標準状態における生成熱。セ氏25度、気圧1atmで、ある化合物1モルを成分元素の単体から合成するときに発生、または吸収される熱量で表される。標準生成エンタルピー。
び‐ねつ【微熱】
平熱よりわずかに高い熱。
ふくしゃ‐かねつ【輻射加熱】
加熱源が放射する赤外線によって被加熱物を加熱すること。放射加熱。
ふくしゃ‐ねつ【輻射熱】
⇒放射熱
ぶた‐ねつ【豚熱】
⇒シー‐エス‐エフ(CSF)
ぶんかい‐ねつ【分解熱】
化合物がその成分元素の単体に分解することによって発生する反応熱。通常、1モルの化合物の分解反応によって生じる熱量の値で表す。