ウオーターボイラーがた‐げんしろ【ウオーターボイラー型原子炉】
《water-boiler reactor》濃縮ウランと減速材兼冷却材として用いる軽水または重水とを一様に混合した燃料を用いる原子炉。日本最初の原子炉はこの型の炉であった。湯沸かし型原子炉。
うらしま
日本の海洋研究開発機構が所有する自律型の深海巡航探査機。平成10年(1998)より開発開始。母船とケーブルで接続されず、搭載した蓄電池または燃料電池を動力源とする。慣性航法および音響による位置検...
ウラン【(ドイツ)Uran】
アクチノイドに属する天然放射性元素の一。単体は銀白色の金属。閃(せん)ウラン鉱(ピッチブレンド)やカルノー石などに含まれる。天然に存在するウランの同位体は3種あり、質量数238が99.276パー...
ウランかこう‐しせつ【ウラン加工施設】
核燃料サイクルにおいて、濃縮ウランの再転換や燃料の加工成型などを行う施設の総称。ウラン濃縮工場で濃縮された六弗化ウランを二酸化ウランに再転換する再転換工場や、二酸化ウランやMOXの粉末を焼き固め...
ウラン‐プルトニウム‐こんごうさんかぶつねんりょう【ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料】
⇒MOX燃料
えきか‐せきゆガス【液化石油ガス】
石油精製の副産物として出てくるプロパン・ブタンなどの炭素数が3または4の炭化水素ガスを、常温で加圧し液化したもの。工業用・家庭用燃料として広く使われる。プロパンガス。LPガス。LPG(lique...
えきたい‐さんそ【液体酸素】
液化した酸素。工業的には、液体空気から窒素を分留して除き、酸素95パーセント以上になったものをいう。純粋なものは沸点がセ氏零下183度、比重1.13で、微青色。ロケット燃料の酸化剤や液体酸素爆薬...
えきたい‐すいしんざい【液体推進剤】
液体燃料と酸化剤からなるロケットの推進剤。液体水素と液体酸素、ケロシンと液体酸素、ヒドラジンと四酸化二窒素などの組み合わせが使われている。液体推進薬。→固体推進剤
えきたい‐すいそ【液体水素】
液化した水素。沸点はセ氏零下252.7度。比重0.071で、無色。ロケット燃料として利用されるほか、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を全く排出しないため、再生可能エネルギーとしての研究開発が進め...
えきたい‐ねんりょう【液体燃料】
常温常圧下で液体の燃料。石油系のガソリン・灯油・軽油・重油、石炭系のモーターベンゾール・人造石油、アルコール類、油脂類などがある。