りんかい‐じこ【臨界事故】
核燃料物質が制御不能のまま臨界となって核分裂連鎖反応を起こし、大量の熱や放射線が発生する事故。
りんかい‐じっけん【臨界実験】
原子炉で、本格的運転に入る前に、実際に核燃料を装塡して炉心の特性などを調べる実験。
るつぼ‐ろ【坩堝炉】
地金を入れた坩堝ごと炉内に入れて加熱する炉。燃料からの不純物の混入が防げる。特殊合金・ガラスの融解などに用いる。
ルンペン‐ストーブ
《(和)Lumpen(ドイツ)+stove》石炭・薪(まき)などを燃料とする、円筒形の簡易ストーブ。
れきせい‐たん【瀝青炭】
光沢のある黒色をし、煙の多い炎を上げて燃える石炭。炭化度は褐炭と無煙炭との中間。一般燃料用。
れっか‐ウラン【劣化ウラン】
天然ウランよりもウラン235の含有率の低いウラン。ウラン濃縮工場でウラン235を取り出した残りのものや、使用済み核燃料など。減損ウラン。DU(depleted uranium)。
れん‐たん【練炭/煉炭】
石炭・木炭・コークスなどの粉末に粘結剤を加えて固めた燃料。ふつう円筒形で、燃焼をよくするために縦に穴をいくつも通してある。「—火鉢」《季 冬》「—や暮しの幅に煮炊(にたき)して/友二」
レーザー‐かくゆうごうろ【レーザー核融合炉】
重水素と三重水素とからなる燃料に、レーザー光線を照射して爆発的に圧縮し、超高密度のプラズマを発生させることによって核融合を起こさせようという核融合炉。現在研究が進められている。
ろ【炉】
1 床や土間の一部を四角に切り、火を燃やして暖をとったり、煮炊きしたりする所。囲炉裏(いろり)。「—を切る」《季 冬》 2 暖炉。ストーブ。「僕は自(み)ずから—を擁して眠らんのみ」〈織田訳・花...
ろ‐き‐ほう【炉規法】
《「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」の略称》⇒原子炉等規制法