もえ‐ひろが・る【燃(え)広がる】
[動ラ五(四)]しだいに広く燃える。また、物事などが大きく広がっていく。「山火事が—・る」「自由化の気運が—・る」
も・える【燃える】
[動ア下一][文]も・ゆ[ヤ下二] 1 火がついて炎が立つ。燃焼する。「紙が—・える」「ストーブの火が—・える」 2 激しく気持ちが高まる。情熱が盛んに起こる。「愛国心に—・える」「怒りに—・え...
もえるこい【燃える恋】
《原題、(ドイツ)Brennende Liebe》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるマズルカのリズムをもつポルカ。1862年初演。ヨーゼフがロシアのパブロフスク滞在時に作曲したとされる。
もえる‐こおり【燃える氷】
《氷状の物質で燃えるところから》メタンハイドレートのことをいう。
もえるへいげん【燃える平原】
《原題、(スペイン)El llano en llamas》ルルフォの短編集。雑誌「パン」に掲載された短編小説をまとめたもの。1953年刊。メキシコの荒廃した大地に生きる農民たちや反乱軍の姿を描く。
もえ‐わた・る【燃え渡る】
[動ラ四] 1 絶えず火が燃えつづける。また、一面に燃え広がる。「—・る火のほとりにはありながら」〈延宝版宇津保・国譲下〉 2 心の中の苦しみが、絶えることなく続く。「わが恋の消ゆる間もなく苦し...
も・す【燃す】
[動サ五(四)]もやす。焚(た)く。「紙くずを—・す」 [可能]もせる
もや・す【燃やす】
[動サ五(四)] 1 燃えるようにする。燃す。「落ち葉を—・す」 2 感情や意欲で心を高ぶらせる。「闘志を—・す」 [可能]もやせる
も・ゆ【燃ゆ】
[動ヤ下二]「も(燃)える」の文語形。
もゆる‐つち【燃ゆる土】
[連語]石炭、泥炭などのこと。「越の国、—と燃ゆる水とを献る」〈天智紀〉