かなしきちち【哀しき父】
葛西善蔵の処女小説。大正元年(1912)、同人誌「奇蹟」創刊号に葛西歌棄(うたすつ)の筆名で発表。
かなてこ‐おやじ【鉄梃親父】
鉄梃を使っても動かないような、頑固なおやじ。「ちょぼくさ言ふても、一向きかぬ—」〈伎・五大力〉
か‐ふ【家父】
1 自分の父。⇔家母(かぼ)。 2 古代ローマにおける家族団体の長。
かみなり‐おやじ【雷親父】
何かというと大声でどなりつける、口やかましいおやじ。
がい‐そふ【外祖父】
母方の祖父。母の父。
がく‐ふ【岳父】
妻の父。しゅうと。岳翁(がくおう)。岳丈(がくじょう)。
き‐ふ【季父】
父母の末の弟。いちばん若い叔父。
きょう‐ふ【教父】
カトリック教会で、2〜8世紀に現れた神学者のうち、正統信仰をもち、聖なる生涯を送り、教会に公認された人々。オリゲネス・アウグスティヌスなどが有名。
許由(きょゆう)巣父(そうほ)
許由が潁水で耳のけがれを洗い落としているのを見た巣父が、そのような汚れた水は牛にも飲ませられないとして牛を連れて帰ったという、「荘子」逍遥遊・「史記」燕世家などにみえる故事。栄貴を忌み嫌うことの...
ぎ‐ふ【義父】
義理の父。継父、配偶者の父、養父など。