かた‐わき【片脇】
1 片方のわきの下から胸の側面にかけての辺り。「—に抱える」 2 かたわら。わき。「—に寄せる」 3 中心から離れた所。田舎。場末。「—には今に天人唐草目にしむ」〈浮・胸算用・三〉
かたわ‐ぐるま【片輪車】
1 車輪が一つだけの手押し車。一輪車。 2 車輪の片方がない車。 3 車輪が川の水に洗われるさまを描いた文様。
かんしつきゅう‐しつどけい【乾湿球湿度計】
2本の温度計を並べ、片方は球部を水で湿らせた布で包んだ湿度計。水分が蒸発する際に気化熱を奪うので、湿球の示度が乾球よりも下がり、この差から湿度表で湿度を求める。乾湿計。
キャメル‐スピン【camel spin】
フィギュアスケートで、上体と片方の足を水平に保った状態で回転する技。
くう‐けい【空閨】
夫婦の片方がいないために、独りで寂しく寝る寝室。孤閨。空房。「—をかこつ」
くろいてぶくろ【黒い手袋】
東郷青児による油絵。昭和8年(1933)の作品。濃い青を背景に、黒い手袋を片方だけ外して立つ女性の像。損保ジャパン日本興亜蔵。
ぐんぱつ‐ずつう【群発頭痛】
半年から数年に一度、特定の時期や時間帯に、片方の目の奥が激しく痛む、慢性の頭痛。数週間から2か月ほどの間、毎日ほぼ同時刻に15分から2時間ほど痛みが続く。20〜30歳代の男性に多い。
こ‐しょう【孤掌】
片方の手のひら。「—鳴らしがたし」
孤掌(こしょう)鳴(な)らし難(がた)し
《片方の手のひらだけでは、手を打ち鳴らせないところから》人間は一人だけでは生きられないこと、事をなしとげられないことのたとえ。孤掌鳴らず。
ご‐け【後家】
1 夫に死別し、再婚しないで暮らしている女性。寡婦。未亡人。やもめ。 2 二つで一組になっている道具などの、片方がなくなって残っているほう。