でんき‐ばん【電気版】
電気鋳造によって複製した印刷用の版。精度が高いことから紙幣・切手など有価証券の印刷に用いる。電気銅版。電鋳版。
でんし‐こうこくばん【電子広告版】
⇒デジタルサイネージ
でんし‐しゅっぱん【電子出版】
従来は本や雑誌の形で提供されていた情報を、デジタル化したソフトの形で、あるいはパソコン、タブレット型端末、スマートホン、電子書籍リーダーなどを使ってアクセスできる形で提供する出版。CD-ROM、...
でんし‐ばん【電子版】
ウェブ上で配信される新聞・雑誌・書籍。電子書籍リーダー向けに作成されたコンテンツも含む。構成や内容は必ずしも印刷物の版と同じではなく、動画や音声、ハイパーリンクなどを加えたものが多い。エレクトリ...
でんちゅう‐ばん【電鋳版】
⇒電気版
とうしゃ‐ばん【謄写版】
孔版印刷の一種。ろう引きの原紙に、鉄筆で書いたりタイプライターで打ったりして細かい穴をあけ、そこから印刷インキをにじみ出させて刷る。また、その印刷機。がり版。
とっ‐ぱん【凸版】
印刷版式の一。突起している画線部にインキをつけ、紙などに押圧して印刷する方法。活版・鉛版・網凸版などがある。→凹版
どう‐ばん【銅版】
《「どうはん」とも》印刷技法の一。銅板の表面を凹版にし、インクを流して印刷する方法。銅板を直接彫る彫刻銅版と、薬品による腐食銅版とに大別される。→腐食銅版
ど‐ばん【土版】
東日本の縄文時代晩期の土製品。長さ5〜15センチほどの長方形または楕円形の板で、表裏に顔の表現や文様がある。呪術(じゅじゅつ)・護符用のものと考えられている。
なおえ‐ばん【直江版】
直江兼続が慶長12年(1607)に刊行した「文選(もんぜん)」のこと。南宋の「五臣注文選」に唐代の「李善注文選」を加えて「六臣注」としたもの。日本で初めて銅活字が用いられたといわれる。