こっとい【特牛】
《「ことい」の音変化》「こというし」に同じ。〈日葡〉
ことい【特牛】
「こというし」に同じ。「淡路の門(と)渡る—こそ、角を並べて渡るなれ」〈梁塵秘抄・二〉
ことい‐うし【特牛】
《古くは「こというじ」とも》頭が大きく、強健で、重荷を負うことのできる牡牛。ことい。こってい。こといのうし。「しぶしぶに馬鍬(まぐわ)引く小田の—打たれぬ先に歩めと思へど」〈草径集〉
ことい‐の‐うし【特牛】
「こというし」に同じ。「—を二疋(ひき)までただ一月に見殺(たを)し」〈浮・沖津白波〉
こぶ‐うし【瘤牛】
家畜の牛の一品種。体高1.3〜1.5メートル。肩にこぶがあり、胸から腹にかけて肉垂れがある。インドに多く、ヒンズー教徒によって神聖視される。ヨーロッパ系の牛とは異なり、アジアの畜牛の原種。ゼブー...
ご【牛】
⇒ぎゅう
ご‐ぎゅう【呉牛】
《中国、呉の地方に多くいたところから》スイギュウの別名。
ごまだら‐かみきり【胡麻斑天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長2.5〜3.5センチ。触角は体より長い。体色は黒くて光沢があり、背面に白斑が散在する。幼虫は鉄砲虫とよばれ、コナラ・シイ・桑などを食害。《季 夏》
しゃく‐の‐うし【尺の牛】
牛で、前脚の地に接している部分からたてがみの下端までを測った体高が4尺あるもの。牛の大きさは4尺が標準とされ、4尺5寸であれば尺5寸と表現された。
しゅ‐ぎゅう【種牛】
たねうし。