でんでん‐むし【蝸牛】
《「ででむし」の音変化》カタツムリの別名。《季 夏》「角出して—の涼みゐる/月斗」
とう‐ぎゅう【闘牛】
1 牛と牛とを角をつき合わせてたたかわせる競技。また、その牛。愛媛県宇和島、鹿児島県徳之島などで行われている。牛合わせ。《季 春》 2 闘牛士と牛とがたたかう競技。ギリシャ・ローマに起こり、現在...
とうぎゅう【闘牛】
井上靖の短編小説。敗戦直後の阪神間を舞台に、闘牛大会開催のため奔走する新聞編集局長の姿を描く。昭和24年(1949)発表。同年、第22回芥川賞受賞。
とから‐うし【吐噶喇牛】
⇒口之島牛
と‐ぎゅう【屠牛】
食用の肉をとるために牛を殺すこと。
と‐ぎゅう【斗牛】
二十八宿の斗宿と牛宿。
とさつされたうし【屠殺された牛】
《原題、(オランダ)De geslachte os》レンブラントの絵画。カンバスに油彩。縦94センチ、横69センチ。暗い部屋に吊るされる屠殺された牛を写実的に描いたもの。同じ画題の作品がいくつか...
とら‐かみきり【虎天牛】
カミキリムシ科の昆虫。黄褐色に黒い縞模様がある。幼虫は桑・リンゴなどの生木の内部にすむ。とらふかみきり。
ど‐ぎゅう【土牛】
昔、大寒の日の前夜、疫病をはらうために皇居の門口に陰陽師(おんようじ)が立てた土製の牛の像。
なで‐うし【撫で牛】
伏した牛の形に作った素焼きまたは木彫りの置物。商家などで、なでて吉事を祈る。吉事のたびに、下に布団を重ねて敷いた。